私が開業しようと思った理由
早速1週間以上空いてしまいました。。
1日1日があっという間で
「あぁ。。朝が来た」
と思って朝ご飯を食べると、あっという間に
「今日の夜ご飯何にしよう。。」
と考えなくては行けない時間が来てしまいます笑
元々、家事は得意な方ではないのでご飯作りはちょっと気が重くなりますが、無心で野菜を刻んでる時はストレス解消になります笑
三つ子さん達は1日のペースが出来てきて(大人に合わせてる感もありますが。。💦)、家事をどの様にしようかなど模索しながらタイムスケジュールを日々組んでいます。
もちろん、こちらの思う様にはならない時の方が多いですが笑
こればっかりは赤子さんも人間。
自分達の体調や気持ちいい、悪いなど日々違うので大人が手を止めて合わせる事も必要だなと、今までお母さん達に言ってきたことを身を持って感じています☺️
授乳記録などは多胎用の育児ノートやアプリが無いので、100均のノートに手書きで書いています。
日々見返すたびに、「飲む量が増えないなぁ。」「ウンチが出ないなぁ。」「何でこの時間はぐずるんだろう?」など考え込んでしまうことが多いです。
もちろん、数字を当てはめることは大事ですが「この子はこの子。この子なりにはどうだろう?」という目線を大事に、考え込まない様にしています☺️
みんな一緒では」無いですもんね!
前書きが長くなりましたが、今日は「私が開業しようと思った理由」を書きたいと思います。
私は浜田に来るまで、東京の大学病院と地元の総合病院で働いてきました。
病院勤務時代は病棟の勤務で、主に入院しているハイリスク妊婦さん、お産、産後のお母さんや赤ちゃんを見てきました。
病院勤務時代は、長期の入院になる妊婦さんのからだと心のケア、お産では産婦さんと赤ちゃんが安全に無事に出産出来る事、産後のお母さんと赤ちゃんは退院後に少しでも不安なく育児が出来るようにと思って働いていました。
私はお産に携わることが大好きです。
その中で助産師になってからずっと苦手なことがありました。
それは、出産で来るお母さん達と、その時に「初めまして。」ということです。
私も「初めまして」なので、産婦さんがどういう方で、どういう職業で、普段何をしていて、何が好みで何が嫌なのか、全くわかりません。
当たり前の事と思うかもしれませんが、不安の中、これから新しい命を命がけで産み出そうという時に、今まであった事も話した事も無い助産師にその時期を伴走してもらう。
。。望むように産めるのかな?
初めましての人に、自分の希望って言えるのかな?
不安とか言えるかな?
ましてや痛みがあり、いつ産まれるのか、無事に産めるのかなど不安をたくさん抱えている産婦さんにどのように声をかけて、一緒に過ごしていけばいいのか。
毎回毎回、お産の担当になるたびに悩みました。
お産にかかる時間は、初産婦さんでは平均12〜15時間、経産婦さんでは5〜8時間程度と言われています。
私たちの勤務時間は8時間(夜間だと16時間)でその中で来院されてその方の状況を知って伴走するには時間が到底足りないのです。
助産師が経過を見て「ああしましょう。」「こうしてみましょう。」というのは、助産師のお産になってしまって、その方のお産では無いような気がしてしまうのです。
お産は産婦さんとその家族のもの。
助産師は伴走する。
もちろん、育児も。
そう思っています。
でも、病院ではなかなか難しい。
どうすればいいのか。
産後にフォローする??
産後だけ関わってもお母さん達が望むような方向に伴走できるのかな?
妊娠中から顔馴染みになっていれば違うんじゃないかな??
そう思っている時に、お産ができる助産院をされている先輩助産師さん達と出会いました。
その中の1人の助産師さんの言葉がとても衝撃的で、私が開業するよ!というボタンを押してくれました。
「産後ケアは必要ないと思っています。必要なのは妊娠期から関わること。妊娠期があってお産と産後があるんですから。」
雷が落ちたような衝撃と、スーッと府に落ちました。
うい助産院は産後ケアだけでなく、妊娠中から使ってもらう事をメインと考えている助産院です。
妊娠中から使ってもらう事で、妊婦さんとその家族がどのように赤ちゃんを迎えたいか、家族を作っていきたいかなど一緒に考える事で、自信を持って臨めると思うのです。
現在新型コロナウイルスの影響で、ほとんどの病院で家族の立ち会い分娩も面会も禁止になっています。
両親学級や母親学級も中止になり、オンラインで行うところが増えてきています。
今妊娠されている方、これから妊娠しようとしている方はそういう中で出産を迎えなければいけません。
その中で少しでも不安を少なくして、望むような出産や育児を迎えるには安心して心を開ける場所や人を1人でも多く妊娠中から探して、乗り越えられるように準備をして欲しいなと思っています。
助産師で知識を持っている私も、思うようにいかない事や、不安に襲われる事が多々ありました。
今もそうです。
でも、妊娠中から手を差し伸べてくれる友達や助産師さんがいたので、困った事などを聞いたり、不安な事を話をしたりして安心して出産を迎えられました。
私はそういう存在になりたいと思っています。
まとまりのない文章ですが、私の思いです☺️
少しづつ助産院のメニューについても書いていきますね!
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